クロスフィット1年2ヶ月で31kg減量!「おばあちゃんになっても挑戦したい」コロナ太りから大会に挑戦するアスリートへと大変貌を遂げたNaokoさんのストーリー
運動不足を解消したい…。
体重を落として体を引き締めたい…。
「クロスフィットを始めても、自分にできるだろうか」――そう不安に思う方も多いはずです。
そんな中で一歩を踏み出し、大変貌を遂げたのがburan CrossFit Gymの会員・Naokoさん。
コロナ禍で体重は95kgにまで増え、日常生活も辛いと感じるほどでした。
しかしクロスフィットを始めてからわずか1年2ヶ月で31kgの減量に成功。
体型の変化だけでなく、体力やメンタルも大きく変わり、今では国内外の大会にも挑戦するアスリートへと成長しました。
「おばあちゃんになっても挑戦し続けたい」
そう語る彼女の体験談は、同じように「変わりたい」と思うすべての人の背中を押してくれます。
Naokoさんインタビュー全文
― まずは自己紹介をお願いします。
Naoko
Naokoです。クロスフィットを始めて1年2ヶ月になります。その間に体重が31〜32kg減って、本当に感激しています。一番嬉しかったのは、服のサイズが元に戻ったことですね。買い替えも楽しいですが、「前の自分に戻れた」と実感できたのが大きかったです。
― クロスフィットを始めたきっかけは?
Naoko
「このままではいけない」と思ったからです。コロナ禍の在宅ワークがきっかけで体重が95kgまで増えて、駅の階段を上るだけでもひと苦労。動くのが本当に億劫になっていました。そんなときに近所にクロスフィットジムがあるのを知って、思い切って入会しました。
最初にメニューを聞いたときは「無理!」と思ったんですが、95kgの私でもできるようにコーチがアレンジしてくれて。実際にやってみたら「できた!」って思えたんです。それが面白くて、「これなら続けられるかも!」と思いました。
― どれくらいの速さで変化しましたか?
Naoko
「痩せ代(しろ)」が大きかったこともあって、最初の3ヶ月で10kg近く落ちました。リバウンドもなく、2〜3kgずつコンスタントに減っていったんです。クロスフィットを始めて1ヶ月で駅の階段を登るのが苦痛じゃなくなって、1段飛ばしで登れるようになったのは感動でした。
― 当時のトレーニング頻度はどのくらいですか?
Naoko
最初は月8回プランで入会したんですけど、体力が余る感じがしてすぐに月16回に。16回でも足りなくて追加した月もあるくらいです。平均すると月16回くらいは通っていましたね。
― 周囲からの反応はいかがでしたか?
Naoko
会社ではスルーされがちですが(笑)、ジムの仲間たちは会うたびに「痩せたね!」ってストレートに言ってくれるんです。それが嬉しいし励みになります。クロスフィットは「できたら終わり」じゃなくて、その先に新しいステップがある。だから体重が落ちるだけじゃなく、「これもできるようになりたい」と次々に挑戦したくなるんです。
― 体の変化以外に、メンタル面での変化は?
Naoko
すごく自信がつきました。「これができたから次もできるはず」って思えるようになったんです。前向きになったし、メンタルが強くなった実感があります。
― クロスフィットを始めて1年で出来るようになったことは?
Naoko
ダブルアンダー(二重跳び)ができるようになったことです。最初は全然できなくて悔しかったんですが、クロスフィットオープン前日の夜に突然できるようになって。「なんで今!?」って(笑)。でもそこから繰り返し練習して、本当にできるようになったときは嬉しかったですね。
― クロスフィットオープンに参加した理由は?
Naoko
周りの人に「できるよ!」「出た方がいいよ!」って背中を押されて挑戦しました。ワークアウトが発表されたときに「これなら私もできる」と思えたのがRX(規定通りの重量・種目)だったんです。泣きながらでしたけど、RXで挑戦してよかったと思っています。
― 一番の思い出は?
Naoko
やっぱり悔しかったことですね。ダブルアンダー(二重跳び)は前日にできたのに、本番で全然できなかったこと。あとはプルアップが全くできず、ワークアウト3ではスラスター10回で終わってしまったことです。だから「来年は絶対に克服する!」と、今必死に頑張っています。
― これから達成したい目標は?
Naoko
直近では6月1日のSPARTANレース。チートなしで完走したいです。
今年中にはダブルアンダー50回をアンブロークン(途切れずに連続で)でやりたい。懸垂も自重で10回できるようになりたいですね。今は背中の日は皆勤賞ってくらい練習しています。
― 将来的な夢はありますか?
Naoko
いつかマスターズカテゴリー(年齢別)に出て、「あのおばあちゃん、すごいね!」って言われるようになりたいです。クロスフィットは一生挑戦できるスポーツなので、年齢を重ねてもずっと続けていきたいです。
記事まとめ

Naokoさんは2023年に体重95kgの状態からクロスフィットを開始。
2024年のインタビュー時点までの1年2ヶ月で、見事31kgの減量を達成しました。体重や体力の変化だけでなく、メンタル面でも大きな成長を実感し、2025年には目標にしていた懸垂もできるようになりました。
さらに今話題のフィットネスレース「HYROX」にも挑戦。
2025年5月の仁川大会では年齢別カテゴリで2位入賞し、その実績によりアメリカ・シカゴで開催された世界選手権への招待も獲得(怪我により欠場)。8月には横浜大会にも出場しています。
buran CrossFit Gymでトレーニングを積み重ね、CrossFit、HYROX、SPARTANレースと次々に新しい課題に挑み続ける姿は、同じジムメンバーにとっても大きな刺激になっています。
「いつか大会に出て“すごいおばあちゃん”と言われたい」
そう語るNAOKOさんの挑戦は、まだまだ続きます。